2010年10月5日火曜日

Cooking and light

料理や食材を新鮮でおいしく見せる光って?

最近、スーパーの食品売り場では、野菜や果物、肉などがとても新鮮で美味しそうに見えますよね?。ところが、購入後に袋詰めをしようと商品を見ると、売り場で見た時の色艶と異なって見え、あれっ?と思われたことがありませんか?

これは商品自体の問題ではなくて、売り場と購入後の場所の照明の違いによって、見え方が変わっているのです。売り場をよく見ると、使われているのは、食材が美味しそうに見える波長を選択して放射するダイクロイックミラ-付きハロゲン電球などの照明器具です。

一方、購入後の場所の照明は、天井に蛍光灯の照明器具がついているのが主流です。蛍光灯にも演色性(色の見え方)の良いものもありますが、光がやわらかいので、全体的に平坦な感じに見えます。これだけで見れば、それほど気にならないのですが、ハロゲン電球で見た記憶が残っていて、それと比較をしてしまうと、差が出てしまうのでしょう。

このことは、家庭で作る料理にも当てはまる様に思います。もちろん、大切なのは味ですが、それでも見た目が美味しそうな方がいいに決まってますね!光は料理を美味しく見せるうえで、とても大切な要素である・・・と思います。


料理の味覚と視覚の関係を考える

料理は舌、つまり味覚で味わう前に、目で見て視覚でその味を予測しまね?例えば、lemonは見ただけで唾液が出るほどすっぱさを感じますよね?!つまり光は視覚に働きかけ、時には人の感情にも影響を与えるのです。

日本のHomecookingは、洋食・中華・和食を混在した料理が食卓に並びます。それらをご馳走に見せるには、前ページでお話したように、まずは、ハロゲンランプスポットライトを含めた白熱灯で食卓は周辺より明るく浮かび上がらせることがよいでしょう。それから、調光器やcandleを使ってみるといいも!光の加減やゆらめきで料理が更に楽しく、美味しく見えてくることでしょう。

そして料理やTabledesignだけではなく背景となるDainingroom全般のInteriorにもこだわってみましょう。例えば、使う食器。洋食であれば磁器のお皿やホーク、ナイフなどの食器が輝くと、それだけで豪華に楽しく見えます。洋食には欠かせないメインにかかるsauceも美味しそうに輝くことでしょう。

朝食・昼食・夕食と言った時間帯によって料理を映し出す明るさも変わります。それを考えると、料理や出す時間帯によって、使う光源も変えていくのが究極の手段かもしれませんね。時間とゆとりのある時は、是非、試してみたいものですね。

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